屋外に昇降機は設置出来るのか?
2017.05.23

男性階段昇降機や昇降機は、屋外に設置することもできます。その屋外とは、建物の入り口前の階段や、屋根のない階段であり、その場合問題となるのは、設置スペースと電源の確保です。もし階段昇降機の設置スペースの制限があるのならば、昇降機のレールを設計がポイントとなります。
屋外に階段がある場合、階段の下はすぐに公道に面しているということがあります。このような場所に階段昇降機を設置すると、1段目の踏み板より30㎝程度はレールの出幅が公道側に飛び出します。人の往来が激しくない道や、幅広の道であればあまり問題にはならないでしょうが、そうでない場合は通常の設置方法は採用できません。
公道に面した住宅または公共施設などに昇降機を設置する場合、折り畳み式のレールを選定、設計した方がよいでしょう。階段昇降機のレールを折り畳めるようにすれば、私有地側にレールを収める事ができます。さらには昇降機を家庭用として玄関に設置した場合、門扉を残したまま公道で乗り降りする事が可能です。
レールの折り畳みは手動で行いますので、介助者の方が付き添ってレールを出したり折り畳んだりする必要があります。なお、曲がりのある階段に設置する曲線機種の昇降機は、折り畳みレールの設置ができません。

階段昇降機というものは製品本体以上に、そのレールなどが大きな影響を与えます。その為昇降機は、建物全体のレイアウトを考慮して設置方法を検討することが重要です。
階段昇降機は直線型と曲線型がありますが、階段昇降機本体の価格や取付けるためにかかる費用は、通常曲線型が直線型の2~3倍の価格となります。そう考えると建物のレイアウトにあわせて曲線型の階段昇降機を取り付けるよりも、階段自体をリフォームして直線型の昇降機を設置するほうが、安くなる場合が多いです。

階段昇降機を設置する場合はスペースの問題もありますが、電源を何処から確保するかの問題もあります。屋内ならば最悪延長ケーブルを使って階段近くの部屋から確保も出来ますが、屋外に設置する場合にはそれも難しいでしょう。
設置スペースもそうですが、電源を追加で設置する場合、設計段階で組み込むよりは費用がかかります。介護施設や駅、銀行などではもちろん、昇降機を家庭用として使う事を考えて、建物は設計されるべきです。そうすることで、昇降機本体と取付けレール、施工費用等々をふくめた昇降機の価格のトータルコストダウンがはかれます。また取り付けた後のスペースの確保や、耐久性やメンテナンス性を向上につながるのです。

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